受験生2年目を(昆虫を中心に)振り返ってみる


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大半は2016年に出会った虫たち。
去年と比べると今年はかなりたくさんの虫に出会ったことを実感させられます…

本記事では、2016年1月23日から2017年2月25日までの出来事を順番に紹介していきます。
画像ばっかりで長くなると思うので覚悟してください。

これまで上げた記事と重複する部分も多いです(汗)




2016年2月3日

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この日は採集に行った…(→採集記
二次試験を受けることに決めて、インフルが完治してから再び勉強の生活へ…
戻れなかった。



2月6日

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ネブトクワガタ1匹目
羽化直後の状態…発見した時点で死亡していた。




3月11日

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買った。
当時、日記を書くことも面倒になって何もしたくない状態が続いていた…
買えば日記書かずにはいられないだろうって思って買った。

…結果は言うまでもないでしょう。



3月18日

18歳になったこの日の朝、何気なく2月の採集で拾った材を確認して___







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今までずっと信じられなかった事が現実になっていた…
午前中の間に、次から次へとナガタマムシが材から羽化してきました…



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そのタマムシの名は、

ムネアカナガタマムシ / Agrilus imitans Lewis, 1893
ムネアカナガタマムシ
Agrilus imitans Lewis, 1893

既採集種、でもめちゃくちゃ嬉しかった…最高の誕生日プレゼントでした。
(ちなみにこの後、数日間に渡ってムネアカナガの羽脱ラッシュが続き、最終的に21exs. 得ることができました)



3月23日

アオマダラ材からカリカリと削る音が聞こえてきて…



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しばらくして羽化しました。



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アオマダラタマムシ
Nipponobuprestis (Nipponobuprestis) amabilis (Voollenhoven, 1864)

去年の個体より一回り大きな立派なアオマダラでした。
(アオマダラはこれ以上の追加はありませんでした)





4月3日

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いろんな意味で完敗だった遊水地採集…(→採集記

この時点で“前向きな考え方”が失われていた…



4月9日〜10日

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箱根に行って旅行ついでの採集…(→採集記

ほんと何もかもが中途半端な遠出だった…(汗)



4月13日

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ダイトウヒラタの産卵セットを組む。
この後、最後まで雌雄を同居させたまま放置する事になります。
(結局、産卵を始めたのは秋頃だった…)



4月23日

イガラシカッコウムシ / Tillus igarashii Kono, 1930
イガラシカッコウムシ
Tillus igarashii Kono, 1930

2月に拾った材(エノキ)より羽脱。



4月26日

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ヘリグロテントウノミハムシ
Argopistes coccinelliformis Csiki, 1940

自宅の生垣のヒイラギに発生してました。
数頭確保して標本にしたんですが…これ本当展足辛かった、二度と展足したくないって言えるレベル(汗)





5月1日

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月一採集、開始(→採集記

採集に行くことのためらいが解消しきれず、後悔がたくさん残る採集になってしまった…



5月4日

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綺麗な虫が採れた、と奈良から送られてきました。
もともとルリセンチは緑だったらしいんですが、こちらに到着した時点で普通のルリセンチになってました(汗)



5月14日

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ネブトの羽化がこの時期だったことを思い出して、なんとなく掘り返してみる。
(羽化後に回収が遅れて死亡した個体が出てしまったため)

残り、3匹全てでいわゆる“繭玉”を確認できました。
…1匹目はクラッシュしました(画像の個体)

よって残りは2匹。この2匹が雌雄ペアでなければ累代終了になります。
(およそ察しがついた)

確認が終わってから気づいたのですが、別に繭玉取り出したりしなくともカップごと振れば中の蛹が反応して動く(振動がこちらにも伝わる)ので、それを利用して蛹なのか成虫なのかって判定はできましたね…



5月19日

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クロスジツマオレガ
Erechthias atririvis (Meyrick, 1931)

2月のエノキ材より羽脱。今年のエノキ材は色々羽化してくるからどうも当たりだったらしい…



5月25日

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奄美大島に旅行に行ってた祖父が帰ってきて、お土産としてもらった蝶です。
なんとか標本にできるレベルでした…
やっぱり本州のカラスアゲハとは違うカッコよさがありますね!



5月28日

ネブトの繭玉、揺すってみると反応がなかったので慎重に割ってみました…




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まあ、こうなるよな。

結局、途中で死亡した個体含め羽化した4匹は全てが♀、ということで強制終了とさせていただきました。
ネブトの飼育に関しては、♂の大きめの個体も見られたし、なんやかんやで採卵から羽化まで一周回せたのでよかったかなぁとは思ってます。

次は、自己採集したネブトを…といきたいところですが正直今回の飼育でネブトに関してはある程度満足してしまったので、次にネブトを飼うのはいつになるのやら…といった感じです(笑)
採集ポイントもティーノさんにかなり細かく伝授していただいてしまったので、あとは行くだけの状態なんですけど…





6月4日

ウンモンスズメ / Callambulyx tatarinovii gabyae Bryk, 1946
ウンモンスズメ
Callambulyx tatarinovii gabyae Bryk, 1946

ムシの日の朝、玄関に飛来してました。
まさか家に来てくれるとは思ってなくてとても嬉しかったです(いつか出会いたい蛾の一種だったので)。



6月5日

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月一採集、6月(→採集記

しじみがトゥルルって頑張って…??



6月25日

ダイトウヒラタのまさかの羽化後個体回収漏れが…(集団飼育ケースの中で発見されました)


6月はこれくらいしかなかった…





7月3日

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月一採集、7月(→採集記

大満足。
どこか懐かしい気分を味わえた採集だった…



7月18日

自宅の庭にカメムシがいるって言われて見に行ってみると…





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ああ、ナガメ………



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あれ?
下のやつが普通のナガメ!?

じゃあまさか、もう片方は…



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ヒメナガメ
Eurydema dominulus (Scopoli, 1763)

やっぱりヒメナガメだ…
埼玉県RDB準絶滅危惧種です(笑)
まさか庭で出会うとは思わなかった…
(自宅採集のRDB指定種は、ショウリョウバッタモドキに続く二種目となりました)

1,2枚目の写真の植物で繁殖するみたいで、この年は複数個体のヒメナガメとナガメ(ややヒメナガメが優勢)の幼虫の成長を観察することもできました(笑)



7月22日〜23日

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長野県駒ヶ根市へ…ついでに採集(→採集記?

まさかね…翌年すぐ近くに引っ越してくるようなことがね…





8月1日

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謎蛾、羽脱。
スレすぎてよくわかんなくなってしまった…
(7月の採集で得たクヌギ材より)



8月14日

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月一採集、8月(→採集記

素直に喜べないことの悲しさ。

あ、8月これだけだったのか…





9月10日

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月一採集、9月(→採集記

逃避して黄昏。楽しかったけど…





10月2日〜

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自宅に飛来するアキアカネを採集して標本に。
夏に採集したギンヤンマの色残しが何故か成功したので、アキアカネには通用するのかと…




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結果、全然通用しませんでした。
取り出し直後でもこのレベルなのに時間が経つとさらに変色してしまいました…
トンボの種類によってやり方変えなきゃいけないみたいです…



10月10日

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ダイトウヒラタの様子を久々に見てみたら、産卵開始してました。
(約半年の間、雌雄同居させたまま放置していた)



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雌雄が喧嘩しないのは親譲りなのか、特に争った形跡もありませんでした。
役目を終えた♂は数日後に静かに亡くなりました。



後日(受験終了後)

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材を割り切り、何もない事を確認したら♀は迷わず標本に。
もういい加減自分の飼育に嫌気がさしていました。



10月18日

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ヒロバネカンタン、飼育開始(→飼育記

精神的癒し要因として活躍してくれました…



10月30日

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本当は9月で終わらせる気でいたけど、やっぱり10月も…(採集記
採集終わった後の出し切った感、そういう意味での満足感が凄かった(笑)

日の出から日没まで…1日フルでの採集も今回が初めてだった(ような)





11月20日

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11月も行った…
これまでの河川敷の総集編のような採集…(→採集記





12月7日

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最後。(→採集記
もう何もコメントできない…





1月2日

今年は初詣に行きました。
群馬県某所。そこそこ標高のあるところまで行く事になったので軽く採集道具も持って行きました。
結果、採集できる時間がものの数分しか無かったので(そんなにがっつりやるつもりもなかったけど)成果は…



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ホソモリヒラタゴミムシ
Colpodes(Oncostylus) speculator (Harold,1878)
これ1匹のみ(トイレで死骸拾った…)



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他、材割りでルリクワガタ類を探してみましたが、幼虫の死骸を見つけたのみでした。
もうちょい時間取れれば採集できそうだったんだけど…



昆虫に関してはこんなところでしょう。
去年より採集に行ってるだけあって、出会った虫の数ははるかに多くなりました。
一年を通じてやたらとゴミムシを採る年だった気がします。

ほとんど採集記に書いてしまったので、改めてこちらで話すことも無かったですね(汗)


採集記に載せたもの以外をまとめておきます。
【結果】※色付きは自己初採集

ダイトウヒラタクワガタ
Dorcus titanus daitoensis (Fujita et Ichikawa 1986)
1ex.(2016.06.25回収)

ホソモリヒラタゴミムシ
Colpodes(Oncostylus) speculator (Harold,1878)
1ex.(2017.01.02採集)

ヘリグロテントウノミハムシ
Argopistes coccinelliformis Csiki, 1940
3exs.(2016.04.26採集)

イガラシカッコウムシ
Tillus igarashii Kono, 1930
2exs.(2016.04.23、09.07羽脱)

ヒメカツオブシムシ
Attagenus japonicus Reitter, 1877
1ex.(2016.05.16拾得)

アキアカネ
Sympetrum frequens (Selys, 1883)
4exs.(1ex.2016.10.02, 3exs.10.04採集)

ヒメナガメ
Eurydema dominulus (Scopoli, 1763)
2exs.(2016.07.18採集)

ナガメ
Eurydema rugosa Motschulsky, 1861
1ex.(2016.07.18採集)

ツヤアオカメムシ
Glaucias subpunctatus Walker, 1867
1ex.(2016.09.27採集)

クロスジツマオレガ
Erechthias atririvis (Meyrick, 1931)
1ex.(2016.05.19羽脱)






今回の記事が去年と比べてやたらと簡潔に思えるのは、勉強についてはあまり語っていないからです。
正確には一度書いた勉強に関する文を全部消したからです。

受験生に…何か言える立場では無いんですけど、変な使命感に駆られて採集は我慢しなきゃとか考えるのは本当にストレスにしかならないので採集行きたきゃ行っていいと思います。

それが息抜きとして成立するなら。

ただ…
私は、全然勉強が出来てませんでした。
だからそもそも息抜きをする必要はなかった。
勉強したいとは思わないけど、どうにかこの生き地獄みたいな状態を打破したいって思って採集に行ってた。

採集に行けば気が変わると思って…何か変えてくれると自分以外の何かに意味の分からない期待をしてしまって。

結果何度も同じことの繰り返し。




浪人時代の自分に一番足りなかったのは…自信でした。

「もう勉強できない…」
「やったって受からない」

そういうマイナスな思い込みが自分の中で積み重なっていって、次第に勉強することに意味を感じなくなった。
勉強できてない生活に違和感を感じないようになっていってしまったんです…



それでも…本当に本当に幸運な事に国立に受かることはできた。
もう十分すぎる位反省した。だからもうこれ以上過去の自分を責めるのはやめることにします。

これからやらなきゃならない事としっかり向き合っていきます。
形はどうであれ一年間苦痛に耐えきった。正直こんなに本気で死んでやろうと思った年はなかった。
それでも乗り切ったんだから…

今の自分なら、これからどんな事があっても…絶対に乗り切れると信じています。


改めて、よろしくお願いします。


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