奈良 帰省採集2017夏_4〜5日目: どうか終わらないで


2017.08.12


7:00 a.m.

ああ…やっとちゃんと寝れた(笑)

今日は南部の祖母宅から北部の実家に戻ります…




20170821190711424.jpg
(奥の方に写っているのがスダジイ)

で、中途半端に時間が余ったので、悪あがき…
昨日は豪雨の影響でトラップの設置はできませんでした…

昨日ムネアカチビナカボソとサシゲチビを得た場所もスウィーピングしましたが、今日は全く成果が出ず(汗)
スダジイのスウィーピングでキイロテントウダマシが入った程度…
そういえば今年はアミダテントウを見かけませんでした。成虫が出始めるのはもう少しだけ後なのかも??




オオキボシハナノミ
Hoshihananomia auromaculata nipponica Nomura, 1962

少し別な場所のアカメガシワの葉上に、カッコいいハナノミがいました。
ここ最近綺麗なハナノミと縁がある気がする。
近くに花が咲いていたのでそこから来たんじゃないかと…




オニヤンマ
Anotogaster sieboldii (Selys, 1854)

後は…川沿いでオニヤンマと、前回採集して標本作りに盛大に失敗したオオシオカラトンボを採集。
日当たりのいいアカメガシワでムネアカチビナカボソも一頭追加し、悪あがき終了(笑)





これで今回の南部での採集は終了。
やりきった感じはある。

いや、そもそも採集遠征じゃねえんだから…(汗)




北部に戻って落ち着いてから、事前に話していたタマムシの採れそうなポイント…2つ目に向かいました。

風景写真全く撮ってなかった…


行った場所はとある山なのですが…ここに来るのは3回目。
前回の夏の帰省でも初日に少しだけ来てます(→記事

その前…採集記を始める前だった2013年の夏にもここに来ていて、多数のクワガタやオニヤンマ、カトリヤンマなんかを採集しました。

とにかくクヌギの木が多かった…そう記憶していました。


ここで狙うのは…オオムツボシタマムシ
分布は本州西部が中心(みたいなイメージ)なので奈良に来たら絶対狙いたいタマムシの一つでした。
発生期も5〜9月と十分に採れる可能性が残されてる…今回の帰省採集のメインみたいな所、でした(笑)



現地に着いたのは16:00を回っていて、この時点で絶望的でした(笑)
まあ、朝早くから帰ってさらにポイント向かって…とかそんなハードスケジュールを頼むのもなんか申し訳無かったのでこうなるのも仕方ないとは思っていたのですが…





4年前は無かったナラ枯れ被害によって枯れたクヌギが無数に存在していて…時間さえ良ければ、と思わずにはいられませんでした…


ここは気持ちを切り替えて黄昏飛翔に期待することに…

前にも訪れた、良さげな環境へ向かいます…





センチコガネ
Geotrupes laevistriatus Motschulsky, 1857

道中、結構青めなセンチコガネを拾いました。
そういえばルリセンチにはまた出会えずに終わってしまった…

さらにクヌギのスウィーピングで何故かクズノチビタマムシを採集(笑)



割と整備されてて公園のようになっているので、道沿いの木にネームプレートが付いています。


しかし、なんだかよく分からない名前の木ばかりで…







[ウメ]



「ウメ!?」

ウメって確か……



何かを思い出して、その木だけを徹底的にスウィーピングしてみる。
網の中に入っていたのは…とんでもなく小さいタマムシだった………






ウメチビタマムシ
Trachys inconspicuus E. Saunders, 1873

2頭入ってました。これも初採集のチビタマムシになります。
日本産チビタマムシ属の最小種だそうですが、ヒラタチビタマムシもこの位の大きさなので、足はなんとか出せましたが…でもしんどい(汗)






さらに、スダジイも何本か生えていたので掬ってみると…








サシゲチビタマムシ
Trachys robustus E. Saunders, 1873

かなり綺麗なサシゲチビタマムシが採れ…確信しました。


チビタマムシの新成虫はもう既に出ている。




と…分かったもののそれ以上は何も出来ずに終了となりました…(汗)
オオムツボシタマムシは無理だったし黄昏飛翔もダメだったけど…初採集のウメチビタマムシを得られてホッとしました…


4日目はこれで終了。





2017.08.13


奈良に滞在するのは今日が最終日。昼頃に奈良を出て埼玉に帰ります。
ここまで連続で採集し続けて…さすがに自分でももういいだろう(笑)と思ったのでまともな採集には出ず。



と言いつつ、なんとなくやり残しを感じたので、出発までの僅かな時間を使い、




最後の最後…やってきたのは家からほど近い、昔の自分がよく虫とりしていたポイント。
昔はもう少し広かったのですが、家が建って狭くなりました。

かつてはここでウスバキトンボが乱舞していたので「まあいるだろう」と思って行ったのですが…



一頭もいなかった。



他に確認したのはショウリョウバッタ一頭、トノサマバッタ一頭のみ。どちらも入れない場所に逃げてしまった…
昔と比べて…明らかにバッタが減った。


気を取り直してもう1箇所、ウスバキトンボの多い近くのポイントに行ってみましたが…




まっったく、いない…




単なる偶然、であってほしい…




ウスバキトンボ
Pantala flavescens (Fabricius, 1798)

20分ほどの格闘の末、何故か家の目の前で飛んでいた一頭をどうにか採集。
まさかこの虫を採るのにこんなに苦労させられる日が来るとは思ってませんでした…

もう少し自宅周辺の虫を真面目に採集する時間を取っても良かったかな、必要だったかなと思いました…
もうそろそろ、本格的にマズイことになっている気がしてならない…





若干の不安を抱きつつ、時間切れ。
今回の帰省は今までにないくらい採集ばっかりになりました(汗)

5日間で得たタマムシは、

タマムシ
クロナガタマムシ
ムネアカチビナカボソタマムシ
コクロナガタマムシ
サシゲチビタマムシ
クズノチビタマムシ
ウメチビタマムシ


7種21頭…初採集はサシゲチビ、ウメチビの2種となりました。

この時期の割にはだいぶ頑張れた方なんじゃないと思いますが…
前回の帰省と比べたら…色々と変わったかなと思えました。

クロマダラ、オオムツボシはまた来年以降に持ち越しってことで…



採集遠征じゃなくて帰省…(笑)

父親には色々と付き合わせて少し申し訳なかった気がするけど…楽しかったです(汗)



次はもっと早い時期に帰れるといいんだけど…




埼玉に帰った後は、

教習所
バイト
大量に溜め込んだ展足、データ入力、マウント


ダラダラしている暇などない。
わりと過酷な日々を送ることになるだろう…と思っていて、今まさにそんな感じです(笑)
なんかもう頭がぜんぜん働かなくて、採集記も途中から何書いてんのかよく分からなくなったりしてました(笑)

大学生の特権、9月末まで夏休みが続きますが…そう多くは採集に出れなさそうです。

もう十分やったといえばやったので、少しお休み…休ませて、は、くれない…よね。




【結果】 ※色付きは自己初採集

ムネアカチビナカボソタマムシ
Nalanda rutilicollis (Obenberger, 1914)
1ex.

クズノチビタマムシ
Trachys auricollis E.Saunders, 1873
1ex.

ウメチビタマムシ
Trachys inconspicuus E. Saunders, 1873
2exs.


サシゲチビタマムシ
Trachys robustus E. Saunders, 1873
2exs.

オオキボシハナノミ
Hoshihananomia auromaculata nipponica Nomura, 1962
1ex.


センチコガネ
Geotrupes laevistriatus Motschulsky, 1857
1ex.

キノコヒゲナガゾウムシ
Euparius oculatus oculatus (Sharp, 1891)
1ex.

キイロテントウダマシ
Saula japonica Gorham, 1874
1ex.


オニヤンマ
Anotogaster sieboldii (Selys, 1854)
1ex.

オオシオカラトンボ
Orthetrum triangulare melania (Selys, 1883)
2exs.

ウスバキトンボ
Pantala flavescens (Fabricius, 1798)
1ex.
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント